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クリーニング済みの衣類には、紙製のタグが付けられていますよね。あのタグを作成・販売されているのが、今回ご紹介する『共生社』です。

タグには、お客様の情報やクリーニング方法などを識別するための情報が盛り込まれており、クリーニング工場では、タグをつけたまま洗濯機に投入して洗浄します。そのため、水洗いしてもドライクリーニングをかけても破れない特殊な「耐洗紙」が使用されており、共生社では、その紙に特殊なインキで番号を印刷したり、ミシン目を入れたりするなどの加工を施し、各クリーニング店に販売されています。

同社では、クリーニング店での作業効率や利便性を考え、従来の商品に様々な改良を重ねてこられました。例えばタグはボタンホールなどに取り付けられますが、「角が丸い方がホールに通しやすい」というお客様の声を取り入れ、業界でもいち早く角丸のタグを販売されました。また、シミや短納期などの情報が記された「補助タグ」は、タグにホッチキス留めされるのが一般的ですが、同社の補助タグには大きな穴が空いており、タグに通せばよいだけ。これも、お客様の声から生まれた商品です。さらに、ホッチキス留めしないノンホッチキスのタグも開発され、特許を取得されています。

　さらに近年では、文具デザイナーとコラボし、耐洗紙の特徴を活かしたメモ帳『TAGGED メモパッド』を販売。登山やマリンスポーツなど、アウトドアシーンで使えるとあって、メディアの注目を集めています。「クリーニングの需要が減る中、耐洗紙の新しい活用法を見出せるよう、チャレンジを続けたい。また、衣類を傷めないノンホッチキスのタグも進化・普及させていきたい」と槙野雅央社長は語られました。

代表取締役　槙野　雅央 様からのメッセージです。ありがとうございます！感謝です!