クライアント様 訪問日記
2015年7月
今月は、技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センターをご紹介します。
技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター所在地:池田市緑丘1丁目8番31号 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所内)
TEL:072-751-5001 FAX:072-751-5020
http://www.libtec.or.jp/
- ↑本社(産業技術総合研究所内)
- ↑ラミネート電池
- ↑高村理事ほか総務部の方々と小林
リチウム電池等蓄電池材料の性能・特性について共通的に評価できる評価方法の立案と評価法の基盤になる材料の構成要因と電池特性の解析研究を行っている、「技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター」。
設立は平成22年4月。IT社会化の流れの中、日本で生まれたリチウムイオン二次電池技術は携帯電話、ノートPCなどのモバイル機器の世界的普及に大きな貢献をしてきましたが、電気自動車の普及、電気エネルギーの効率的な貯蔵技術の実用化など、資源・環境・エネルギー問題を解決する一つの手段として、今後更なる技術の進歩が期待されています。その一方で、韓国企業などの躍進により、リチウムイオン二次電池の国際競争は激化。こうした背景のもと、主要な電池材料メーカーが結集して組合を発足し、経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構などの支援を受けて活動されています。
これまで電池材料メーカーは各々の得意な基盤技術を生かして種々の電池材料を開発していましたが、その材料の電池としての実用特性評価が円滑に進まないという課題があったそうです。この課題を解決するために、当組合では最新の電池試作・評価設備を整えるとともに、組合員である電池材料メーカーが開発中の材料を迅速に評価し、課題の抽出と改良方向の的確なアドバイスを行っています。リチウムイオン二次電池の発明者の1人で、ノーベル賞候補にも挙げられている理事長の吉野彰氏は、将来は LIBTECが世界の電池材料評価認証機関になることを目指されています。
幣事務所は設立当初から税務顧問としてお付き合いをさせて頂いており、現在は小林が担当させて頂いております。
理事 高村正一様よりメッセージを頂きました。ありがとうございます。感謝です!