『フレンドシップ』
マリサ・Ｇ・フランコ（著）　日経ＢＰ
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心理学者、フレンドシップ専門家で、メリーランド大学教授である著者が、友情に関する最先端の研究と考察を行い、ニューヨークタイムズのベストセラーとなった一冊。気になった記述を示すと、

■手を貸してくれるよう求めることは、深い親交の入り口になる

■メタ分析によると、エクササイズは死亡リスクを23～30％、食生活は最大24％とそれぞれ下げますが、大きな交流ネットワークを持っていると、死亡リスクが45％も低減することがわかった

■あるメタ分析から、質の高い友情を持っていることと共感力の高さは、相関することがわかりました

■人間関係を育む基本でありながら非常に重要な点は、相手にフォローアップの連絡をすることと、元気かと連絡を取ること

■単純接触効果を活用するには、１度きりの交流イベントではなく、継続的に行われるものに参加することです

などですが、良い友達を持つことのメリットや人生に与える影響について、深く学べるオススメの一冊です。