『数値化の鬼』
安藤広大（著）　ダイヤモンド社
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創業からわずか３年11カ月で上場した株式会社識学の社長である著者が、数字によって現在不足しているものを知り、その不足を埋めるための行動をとる思考法を紹介した一冊。気になった記述は、

■「上司と部下の関係を正しく機能させるためには、「公平性」がとても重要です。誰が見ても公平で明らかな評価を、上司は部下に対して下す必要があるからです。それを可能にするのが、「数値化」です。

・売上が「いくら」なのか　・改善行動が「何回」あったか

・期限を「どれだけ」守ったか

■X「あの店がとても好きです」（主観）

　○「あの店は週２回通っているほど好きです」（客観）

■目標は「いつでも思い出せる数字」でないと意味がない

などですが、自分がデキる人になるだけでなく、マネジャーとして、部下に適切な数値目標を与えられるようになるまでをフォローしている内容で、とても参考になるオススメの一冊です。