『逆算力　成功したけりゃ人生の〆切を決めろ』
高岡浩三（著）　日経ＢＰ社
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ネスレ社長で、父親も祖父も42歳で亡くなり、自らも42歳を〆切に人生設計をしていたという著者が、人生やビジネスで成功するための考え方を示した一冊。著者は大学受験時、試験会場に近いホテルに泊まったが、試験当日、緊張のためにホテルが用意していたお弁当の受取りを忘れてしまい、結局、受験にも失敗。これが苦い思い出として心に残っていたが、42歳の時に、「キットカット」の受験生応援キャンペーンを思いつき、大成功を収めることに。
■人の５分の１、10分の１の時間でうまくなるためにどうするか、一生懸命考え続ける
■「大企業に入れば安心」という考え方が幻想になった今、仕事は「自分は何をしたいのか」という「志」で選ばなければならない
■自分がやりたいことを成し遂げるためには、やりたくない仕事をやらなければならない時もある
など、思いや志がいかに重要かに気づかされるオススメの一冊です。