『「挫折」というチカラ』
原　晋（著）　マガジンハウス
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青山学院大学陸上競技部監督に就任して５年後に、33年ぶりの箱根駅伝出場、2015年に初の総合優勝、そこから2018年にかけて４連覇を果たし、2022年には大会新記録を更新して６度目の総合優勝を果たした著者が、挫折論と逆境力の鍛え方を語った一冊。

■本当の「挫折」を経験した人間は必ず、這い上がり、自分への信頼を厚くして次のステージへ上がります

■挫折とは「相当の努力」と「自分ではコントロールしえない外圧」、そして「未達成」の三つの要素がそろった逆境の経験

■成長につながる挫折を「経験」できるような選手になりなさい

■また次に頑張れば良い、また次の機会を探そうと自分の「核」を貫き通さない者に明日の未来はありません。思うようにできない、進めない中でも覚悟を決め、挫折を経験した者だけに明日は開ける

■努力は裏切りませんが、成果が現れるまでにタイムラグがある

などが気になった記述ですが、どうすれば挫折を恐れず成長や自己信頼に変えられるのか、その秘訣が書かれたオススメの一冊です。