『「ありがとう」の教科書』
武田双雲（著）　すばる舎
（Amazon：https://amzn.to/3zFQ8nf）

書道家、現代アーティスト、作家として活躍する著者が、過去に世間から猛烈なバッシングを受け、そこから立ち直るために実践してきた「感謝の技法」について書かれた一冊。気になった記述は、

■「わー、すごい！」とか「うんうん、それで!?」など、相手がどんな話をするにしても感動しながら聞ける人は、普段から「感動言葉」を使っている可能性が高い

■あなたが普段よく使うアイテムに「聖なる」とつけてみてください。家事をするときも、「聖なる掃除機」「聖なるホウキ」「聖なる包丁」と口にすると、今まで面倒くさいと思っていた気持ちが消え、感動と感謝が生まれてきます

■感謝と相反するものは「当たり前」です。感謝せず、それが当たり前だと思っていると、結果として人が離れていきます

などですが、日々の習慣を感謝で満たすことで、心穏やかになり、仕事や人間関係の問題もなくなっていくというシンプルな技法を説かれていて、オススメの１冊です。