『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』
マーカス・バッキンガム（著）　日本経済新聞社
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かつてアメリカの有名な調査機関会社に勤めていた著者が、優れたリーダーおよびマネジャーの資質、心構え、スキルを述べた1冊。

■人生で何か大きなことをなしとげようとするとき、さらになしとげたことを維持、拡大するときに、もっとも重要となるその三つの役割とは、マネジャー、リーダー、個人である

■部下が成功を収めたとき、すぐれたマネジャーは勤勉さを褒めず、うまく強みを活かしたからこそ成功したと褒める

■リーダーとしての成功を左右するのは、どんどん複雑になる顧客区分ではなく、ターゲットになる顧客層を決め、そのニーズをはっきりと描いてみせる能力だ。これが従業員の自信を左右する

■人をしたがえたいのであれば、未来という森のなかで前進の度合いをたしかめる尺度を示さなければならない

などが気になった記述ですが、実践的かつ詳しい内容が満載で、今後リーダー、マネジャーとして活躍したい方にオススメの1冊です。