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『貞観政要 上に立つ者の心得』(2020.7.9)

『貞観政要 上に立つ者の心得』
渡部昇一、谷沢永一(著) 致知出版社
(Amazon:https://amzn.to/3dLlEli

唐の名君・太宗と臣下との問答・議論を集大成した帝王学の名著「貞観政要」のエッセンスを知の巨人2人の対談で解説された1冊。

■貞観十二年に太宗が「林深ければ多くの鳥が棲む。川の流れが大きければ多くの魚が泳ぐ。人が仁義道徳の行いを積み重ねれば、天下の人は自然になつき従うものである」と言っています

■太宗が重臣たちに言うわけですね。「君たるの道は、必ず須らく先ず百姓を存すべし」と。これは君主よりも百姓が重要だと言っているわけですね。人民を苦しめて君主が贅沢をするのは、自分のふくらはぎの肉を割いて食べるのと同じだと

■「君主は舟、民は水」──水は舟を浮かべることも転覆させることもできる

■人材登用の物差しはただ一つ、その人間が本当に役立つかどうか

■「徳の高さ」という物差しによって国の寿命を考えていた太宗

などが気になった記述ですが、良い組織とは何か、良い君主とは何か、時代を超越した理想を示してくれるオススメの1冊です。

貞観政要 上に立つ者の心得