『知らない人を採ってはいけない』
白潟敏朗（著）　ＫＡＤＯＫＡＷＡ
（Amazon：https://amzn.to/354Nzsy）

昨今の人手不足の時代に、辞めない人材を雇うための一つの方策として注目されている「リファラル採用」これは、「社員の紹介・推薦による採用活動」のことで、かつて「縁故採用」と呼ばれていたものの新しい言い方ですが、このリファラル採用のノウハウについてまとめられた1冊。気になった記述をいくつか示すと、

■成功するリファラル採用プロジェクトは、社長と会社を好きな社員だけがメンバー。だから、リファラル採用がうまくいきます

■会社のことで「嘘をつかない」ことが極めて重要

■リファラル採用を成功させるためには「自社の魅力の見える化」が極めて重要になります

■メンバーは社長と会社を好きな人以外に、採用ターゲットに年齢が近く、欲を言えば友人・知人の人脈が多い人がいい

中小企業がリファラル採用で成功するためのポイントが具体的に書かれているほか、巻末には著者の指導でリファラル採用に成功した企業の事例も載っており、とても参考になる1冊です。