こんにちは、尼崎のＫ＆Ｐ税理士法人の 稲本　孝史（いなもと　たかふみ）です。 Ｋ＆Ｐ税理士法人では、本コラムのなかで、税理士・スタッフが交代で、税制改正トピックなど、タイムリーで有益な話題を提供していきます！ （監修：代表　香川 晋平）

インボイス制度開始が直前に迫り、関連する質問も多くいただいています。
このタイミングで国税庁より新しい情報が発表されたので、ご紹介します。

ETCのインボイス対応はこれまでウェブ上の「ETC利用照会サービス」から「利用証明書」をダウンロードする形で、電子簡易インボイスを取得し保存する必要があるとされていました。

この方法では、利用証明書を利用ごとにダウンロードするので、納税者の負担が大きいことが懸念されていましたが、9月15日に国税庁がETCのインボイス対応について情報を更新しました。

新しい対応は下記の通りで、この2要件でインボイス制度に対応できます。

・クレジットカードの利用明細は保存
・「利用証明書」のダウンロードについては、利用した高速道路会社等ごとに1回のみでよい。
高速道路会社等とは、西日本高速道路㈱、阪神高速道路㈱などです。

現在は最新の情報ですが、インボイス制度開始前や開始後にも新たな取り扱いが発表されるかもしれません。
Ｋ＆Ｐ税理士法人では、顧問先へのインボイス制度の情報も随時おこなっています。
是非、Ｋ＆Ｐ税理士法人の顧問契約をご検討ください。