インターネット取引を行っている個人に対する調査状況
こんにちは、尼崎のK&P税理士法人の K&P税理士法人では、本コラムのなかで、税理士・スタッフが交代で、税制改正トピックなど、タイムリーで有益な話題を提供していきます! (監修:代表 香川 晋平) |
国税庁より、インターネット取引を行っている個人に対する調査状況が公表されました。
具体的には次のような内容となっています。
インターネット上のプラットフォームを介して行うシェアリングエコノミー等(シェア
リングビジネス・サービス、ネット広告(アフィリエイト等)、デジタルコンテンツ、ネッ
ト通販、ネットオークションその他新たな経済活動の総称)や、暗号資産(仮想通貨)等の
取引を行っている個人に対する調査状況は、次のような内容でした。
① シェアリングエコノミー等を行っている個人
・令和3年度の実地調査(特別・一般)は、839件(前年度639件)でした。
・1件当たりの申告漏れ所得金額は、1,382万円(同1,478万円で、申告漏れ所得金額
の総額は116億円(同94億円)でした。
・1件当たりの追徴税額は266万円(同300万円)で、追徴税額の総額は22億円(同
19億円)でした。
② 暗号資産等取引を行っている個人
・実地調査は444件(同432件)でした。
・1件当たりの申告漏れ所得金額は、3,659万円(同2,456万円)で、申告漏れ所得金
額の総額は162億円(同106億円)でした。
・1件当たりの追徴税額は1,194万円(同780万円)で、追徴税額の総額は53億円(同
34億円)でした。
いかがでしたか。
私どもK&P税理士法人では、最新の税制改正内容を踏まえた上で、しっかりアドバイスさ
せていただきます。ささいなことでも、お気軽にご相談くださいませ。