クライアント様 訪問日記
2021年4月
今月は手作業による印刷物加工を得意とする「株式会社誠進産業」をご紹介します。
株式会社誠進産業所在地:兵庫県尼崎市久々知西町2-3-25
TEL:06-6423-1081 FAX:06-6423-1085
- 作業効率を高める工夫がなされた工場の一画
- 作業をチェック・録画するカメラシステム
- 左が辻本広希社長。右は弊社担当の山本晃久
URL:http://www.seishinsangyou.jp/
昭和42年に創業された『誠進産業』は、印刷物加工を手掛ける会社です。中でも、手作業でしか行えない特殊な加工を得意としておられます。現在、同社を牽引しているのが二代目の辻本広希社長。先代のもと、現場で一からたたき上げ、豊富な経験をもって社長に就任、以来、着実に業績を伸ばしてこられました。
堅調の秘訣は「クオリティファースト」。従来、業界では薄利多売が一般的でしたが、品質重視の態勢に改め、顧客から絶大な信頼を勝ち得てこられました。工夫のひとつがカメラ録画によるヒューマンエラーの追跡。エラーが発生した際、以前なら膨大な量の検品を行っていたところ、作業を録画することによりピンポイントでエラーの時間やロッドを特定。検品時間の大幅な縮減に成功すると共に、従業員の意識改革とエラーの未然防止にもつながったそうです。
また、正確な作業見積が可能であることも同社の強み。印刷物加工は案件ごとに工程やコストが異なるため、事前に正確な見積を算出することが難しいそうですが、辻本社長は顧客の求めに応じ、迅速かつ正確に見積を提示。現場で豊富な経験を積まれた辻本社長だからこそのなせる技です。
辻本社長は、事業の拡大を図るため、『おうちでパート』という新しい仕組みを構築中です。信頼できる在宅ワーカーに作業のすべてを委託することで、工場の規模や従業員を増やすことなく、売上を高める狙いがあります。ワーカーとしても工夫次第では作業時間を短縮できるため、時給以上の報酬が得られるメリットがあります。「内職の負のイメージを払拭したい」と辻本社長は抱負を語られました。
代表取締役 辻本 広希 様からのメッセージです。ありがとうございます!感謝です!