『ジャパネットの経営』
髙田旭人（著）　日経ＢＰ
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カリスマ創業者の後を継ぎ、社長就任後の5年で、グループ売上高を約35%伸ばして過去最高を更新し、成長させ続けている東大卒の２代目社長が、後を継いでから大事にしてきたことを語った1冊。

■人間は誰もが個性を持つ存在です。父のような特別なオーラを放たなくても、それぞれの個性に合った役割の果たし方があります

■自社の強みと本質を考え続けて分かったのは、ジャパネットは、次の３つのステップを愚直に続けてきたということでした。（１）見つけて（２）磨いて（３）伝える　（中略）　強みを3つに分解したとき、気づいたことがありました。ジャパネットの事業全体を見渡すと、「見つける」「伝える」活動が、概ね９割を占めていて、「磨く」活動は、相対的に少ない、ということです。そこで父の後を継いだとき、磨くという部分を特に強化していくことに決めました

などが気になった記述ですが、カリスマでなくても、ちょっとした視点の切替や工夫で、成長できることを教えてくれる1冊です。