デザイン報酬と源泉徴収
こんにちは、尼崎のK&P税理士法人の K&P税理士法人では、本コラムのなかで、税理士・スタッフが交代で、税制改正トピックなど、タイムリーで有益な話題を提供していきます! (監修:代表 香川 晋平) |
顧問先様から、「デザイナーへのデザイン報酬は源泉徴収の有無」について問い合わせがありました。
答えは、デザイナーへのデザイン報酬は、源泉徴収をする必要があります。
1.源泉徴収税額
源泉徴収税額は、報酬の額の10.21%です。
ただし、同一人に対し1回に支払われる金額が100万円を超える場合、100万円を超える部分は20.42%となります。
2.対象となるデザインの報酬
①工業デザイン
自動車、オートバイ、工作機械、カメラ、家具等
②クラフトデザイン
茶わん、灰皿、テーブルマットのようないわゆる雑貨のデザイン
③グラフィックデザイン
広告、ポスター、包装紙等のデザイン
④パッケージデザイン
化粧品、薬品、食料品等の容器のデザイン
⑤広告デザイン
ネオンサイン、イルミネーション、広告塔等のデザイン
⑥インテリアデザイン
航空機、列車、船舶の客室等の内部装飾、その他の室内装飾
⑦ディスプレイ
ショーウィンドー、陳列棚、商品展示会場等の展示装飾
⑧服飾デザイン衣服、装身具等のデザイン
⑨ゴルフ場、庭園、遊園地等のデザイン
いかがでしたか。
私どもK&P税理士法人では、最新の税制改正内容を踏まえた上で、しっかりアドバイスさせていただきます。
ささいなことでも、お気軽にご相談くださいませ。