申告書等情報取得サービスが開始
こんにちは、尼崎のK&P税理士法人の K&P税理士法人では、本コラムのなかで、税理士・スタッフが交代で、税制改正トピックなど、タイムリーで有益な話題を提供していきます! (監修:代表 香川 晋平) |
先日、顧問先様から過去に提出した確定申告書を紛失したため、税務署への照会方法を教えてほしいと最近よく問い合わせがございます。
パソコンやお持ちのスマートフォンで照会が出来たら便利ですよね。
確定申告書の照会がオンラインでの取得が可能になりました事を顧問先様にご案内しました所、税務署まで足を運ぶ時間が短縮されるので助かっていますとお言葉を頂きました。
そこで今回はオンラインでの確定申告書の取得方法について、具体的な時期と手続きについて取り上げたいと思います。
具体的には次のようになりました。
令和4年5月23日から、納税者が過去に申告したデータがオンラインで確認できる「申告書等情報取得サービス」が開始されております。
書面又はe-Taxで提出した所得税の確定申告書等がパソコン又はスマートフォンからマイナンバーカードとe-Taxソフトを使ってPDFファイルで取得できるサービス内容となっております。
なお、手数料は一切かかりません。
対象となる申告書等は、直近3年分(令和2年分以降)の次の申告書等となります。
- ①所得税及び復興特別所得税確定(修正)申告書
- ②青色申告決算書
- ③収支内訳書
PDFファイルを取得できるのは、申請をしてから数日程度の日数を要します。
PDFファイルは、e-Taxソフトに格納後、180日以内に限りダウンロードが可能となります。
なお、紙で申告書を提出した人もこのサービスを受けることができます。
ただし、代理人や相続人の人は利用することができませんので注意が必要です。
いかがでしたか。
私どもK&P税理士法人では、最新の税制改正内容を踏まえた上で、しっかりアドバイスさせていただきます。ささいなことでも、お気軽にご相談くださいませ。