クライアント様 訪問日記
2013年9月
今月はエレクトロニクス製品の設計開発を行うマルチ株式会社をご紹介します。
マルチ株式会社所在地:西宮市武庫川町5番5号
TEL:0798-46-3613 / FAX:0798-46-3152
http://multig.jp/
- ↑本社(西宮市武庫川町)
- ↑超音波ネズミ撃退装置
- ↑管理部矢野部長、野海氏と小林
コンピュータシステム設計・開発、及び電子機器のハード、ソフトの設計・開発・製造・修理・保守を一貫して生産するマルチ株式会社。
会社の設立は昭和49年。それまでソニーの技術畑を歩んでこられた浅田敏躬氏(現会長)がご創業され、その後、ソニー時代の浅田氏の部下であった古林直泰氏(現社長)が合流し、会社経営を軌道に乗せました。
マルチ(株)の最大の得意先は、船舶用電子機器で大手の古野電気。マルチ様は超音波関連機器の設計面などを担い、船舶とクジラの衝突を予防するための水中放声装置などを手がけています。また、業務用の映像関連、医療用機器を手がけるソニービジネスソリューションとは、電子機器の修理業務を担っており、その技術力は大手企業から高く評価されています。
そんなマルチ様が自社開発し、現在注目を浴びているのが、「超音波ネズミ撃退装置」。ネズミが嫌がる音を出して撃退するというものですが、従来から存在する他社製品は単一の音で周波数を変えるだけの単純なものであるため、一時的に撃退できてもネズミが音慣れし、すぐに元通りになるという弊害がありました。マルチ様の製品は、音のパターンや周波数のバリエーションを豊富にしており、ネズミが音慣れできないようにしている点が高く評価され、特許申請が受理されました。現在は、重要文化財に対するハクビシンやアライグマ、農作物に対する鹿や猪などの「有害獣忌避装置」の開発を進めており、昨年経営革新の承認が得られました。今後の新製品開発も期待大です。
食料倉庫やアパートの空室などネズミに悩まされている方は、ネズミ撃退装置を検討してみて下さい!
幣事務所は尼崎信用金庫からのご紹介で、平成24年から税務顧問として関与させて頂いており、小林が担当させて頂いております。
代表取締役社長 古林直泰氏よりメッセージを頂きました。ありがとうございます!